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浦壁伸周(うらかべのぶちか)のフローラ科学研究所成果その6

口から摂る食物に対して過敏な免疫反応を起こさない仕組みを「経口免疫寛容」と言います。
この仕組みは腸内微生物のバランスが崩れると上手く働かなくなるのです。
| 浦壁伸周(うらかべのぶちか) | 12:16 | - | - | - | - |

浦壁伸周(うらかべのぶちか)のフローラ科学研究所成果その5

 ある種の腸内微生物は、血圧を下げる働きをもっています。
高血圧自然発症ラット(SHR)は、生後2ヶ月までに最高血圧が150mmHg以上になり、4ヶ月で180〜210mmHgとなる自然に高血圧になるラットです。
このラットにある種の菌株を投与すると、12%前後の有意な血圧の低下が観察されました。
実際のところ、人間の臨床に於いても、これらは有効であることが既に証明されています。
 
| 浦壁伸周(うらかべのぶちか) | 18:13 | - | - | - | - |

浦壁伸周(うらかべのぶちか)のフローラ科学研究所成果その4

 腸内微生物のある種の菌株は、癌細胞の増殖を直接的に抑制する働きをもっています。
これは、既に多くの病院でも治療等で使われており、実証済みのことです。
これは、腸内微生物が免疫力を高めることで、癌細胞の増殖を抑制するという働きとは別の働きです。
 
| 浦壁伸周(うらかべのぶちか) | 14:07 | - | - | - | - |

浦壁伸周(うらかべのぶちか)のフローラ科学研究所成果その3

 腸内微生物は、動脈硬化や心臓病の原因である脂質の過剰沈着に有効な働きをする。
ある種の腸内微生物は、胆汁酸に作用し、胆汁酸の脱抱合(胆汁酸のアミノ酸を切り離すこと)をします。
すると、脂肪の乳化速度が非常に遅くなり、又、ミセル化がされにくくなるので、脂肪やコレステロールの吸収効率を落とします。
肝汁酸は、もともと脂肪を吸収しやすくし、腸管から脂肪を吸収させる働きをしていますから、この働きを低減されることで、脂肪やコレステロールの吸収を阻害します。
つまり、動脈硬化や、心臓病を防ぐ働きをします。
 
| 浦壁伸周(うらかべのぶちか) | 12:51 | - | - | - | - |

浦壁伸周(うらかべのぶちか)のフローラ科学研究所成果その2

腸内微生物は人間にとって、具体的にどのような存在か。
宿主の人間が受け取る報酬は何か。
まず、人間の免疫力を支えていることを挙げる。
人間は、新生時に母体から免疫(受動的免疫)を受け継ぎます。
しかし、自身が病原菌等に立ち向かう能動的免疫は確立されていません。
ではどのようにして、能動的免疫を獲得するか。
実は、この能動的免疫は、腸内微生物がつくり出して人間に供与します。
人間の腸内微生物は、新生時4週齢以後に定着が安定化します。
腸内微生物が消化管壁に定着して、腸内微生物から産出された物質が、消化管を形成する細胞に送り込まれます。
すると、この物質を、まずマクロファージが取り込み、T細胞にこの情報を伝えます。
T細胞は、この情報をB細胞に伝えます。
こうして消化管の粘膜固有層に存在する活性化されたリンパ球(T細胞、B細胞)は、腸間膜リンパ節に達し、腸管へ、更に脾臓に到達します。
活性化されたリンパ球は、短期間脾臓に留まった後、再び元の粘膜固有層に帰着します。
ここで、B細胞はプラズマ細胞に分化し、免疫素の主体である抗体、免疫グロブリン(Ig)を分泌します。
こうして消化管全域のリンパ系細胞が活性化され、全身に渡る正常な免疫素がつくり上げられます。
閑話休題。
さて、免疫力を高めるには、どのようにすればよいか。
3つである。
第1に、バランスの良い栄養を摂ること。
アトムバランス栄養学が参考になる。
次に、適度な運動。更に、適度な睡眠。
 
| 浦壁伸周(うらかべのぶちか) | 17:10 | - | - | - | - |

浦壁伸周(うらかべのぶちか)のフローラ科学研究所成果その1

ヒト腸管に1,000種100兆個、総重量1,000gの腸内微生物が生息している。
なぜこれ程夥しい腸内微生物が、長い進化を通してヒトに定着し、生息しているのか。
人間にとっての有益な価値が存在するに違いない。
こう考えて、今から約40年近く前に、存在意義論というテーマで研究開発をスタートさせた。
その結果は驚くべきものだった。
人間は、腸内細菌によって生かされている。
丁度、ミトコンドリアが古く進化の始まりの頃に、原核細胞内に入り込んで共生し、細胞内エネルギー産出の役割を担うようになったのと近似である。
人間は、このミトコンドリアによって、共生のお陰でエネルギーを獲得している。
ミトコンドリアなしに人間は生きることが出来ない。
腸内微生物も同様に、人間にとってなくてはならない存在であるということを発見した。
それが故に、近似を通して1,000種類100兆個もの存在が宿主たる人間に許容され、人間が食物を与え、共生していた。
それまで腸内微生物は、大腸菌というイメージの無用の存在、又は、人間にとっては望ましくない存在と考えられていた。
私たちは、世界の研究者を集めて、これらの成果を発表した。
これを契機に、世界が腸内微生物研究に向かった。
 
| 浦壁伸周(うらかべのぶちか) | 13:03 | - | - | - | - |

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